海外の主要ECモール5選

越境EC(海外向けネットショップ)の第一歩として、集客力のある「海外ECモールへの出店」が挙げられます。中でも主要な5つのECモールをご紹介します。

天猫(Tmall)

中国人向けのオンラインショッピングモール

Tmall
alibaba
アリババ株式会社

アリババグループのBtoC取引のECサイトです。BtoC取引における中国国内のEC市場規模は、2018年時点で約1兆5,267億ドル(160兆円ほど)です。※天猫(Tmall):日本語の読み方「テンマオ」

特徴

天猫(Tmall)は市場の52,5%ほどのシェアを誇り、単純計算で取引額は84兆円にも上ります。2009年から11月11日を「独身の日」(W11)と称してセールを開催していますが、2019年は約4.2兆の売り上げを記録しました。

出店について

中国本土での営業許可証を持つ法人のみで、中国における商標登録証や販売権利証などを提出し、2~3ヵ月の審査期間に合格して出店が認可されます。出店費用は保証金、技術サービス費、販売手数料の 3 つがあります。偽物や非正規品を排除することで高品質、信頼、安心を高めています。

天猫国際(Tmall Global)

中国人向けのオンラインショッピングモール

tmallglobal
alibaba
アリババ株式会社

アリババグループのBtoC越境ECモールです。天猫(Tmall)は現地法人が必要なのに対し、天猫国際(Tmall Global)は必要ありません。

特徴

天猫(Tmall)は現地法人が必要なのに対し、天猫国際(Tmall Global)は必要ありません。ただし、中国のハイエンドの消費者層に向けての販売を優先しているのでブランド、企業イメージなど敷居は高めです。

出店について

【申請の必須条件】

  • 中国国外に籍を置く企業であること
  • 自社ブランドをもつ、あるいは、ライセンスブランドを所有している、あるいは、ブランド直営であり、商品販売許可証を所持していること

【優先採用条件】

  • 海外有名実店舗を経営している、あるいは、B2Cウェブサイトを運用している
  • 中国国内にまだオープンしていない海外有名ブランドである

京東商城(JD.com)

家電に強い中国オンラインショッピングモール

Jdcom
JDcom

京東商城

京東集団(ジンドンしゅうだん)が運営する京東(JD.com)は家電の売上が全体の50%を占めており、中国国内では家電専門モールとして認知されています。PCや周辺機器、家電の販売が強いECサイトです。
※京東商城(JD.com)は京東(JD.com)と略される

特徴

2018年9月3日に海外初となる購買センターを東京の大手町に開設し、大量生産品以外にも職人の工芸品などを手掛けていきたいと表明しています。2018年は中国国内のEC市場規模の31.3%を占め、取引額は50兆円にも上ります。

買取について

購買システム、決済システムは日本語に対応しており日本円での取引が可能です。日本に購買センターがあるので、契約・販売などのコミュニケーションも円滑に行えるようになりました。また、国際物流や免税手続きなどのサポートもあります。日本からの「直送モデル」、中国での「保税区モデル」などさまざまな販売形式に対応し、中国における知名度が低い日本の地方特産品やブランドを発掘しているのでチャンスが広がっています。

amazon(アマゾン)

世界12カ国のマーケットプレイスで越境EC

amazon
amazon

国内から越境ECを行えるamazon global seling(アマゾン グローバル セリング)というサービスがあります。

特徴

amazon global seling(アマゾン グローバル セリング)を使えば出店できる。ただし、販売する国と各地域のアマゾンマーケットプレイスの法律やルールに従う必要があります。日本語マニュアルもありますが、細かい法律やルールを確認していくには英語は必須となります。

出店について

購買システム、決済システムは日本語に対応しており日本円での取引が可能です。日本に購買センターがあるので、契約・販売などのコミュニケーションも円滑に行えるようになりました。また、国際物流や免税手続きなどのサポートもあります。日本からの「直送モデル」、中国での「保税区モデル」などさまざまな販売形式に対応し、中国における知名度が低い日本の地方特産品やブランドを発掘しているのでチャンスが広がっています。

ebay(イーベイ)

190ヶ国に展開するマーケットプレイス

eBay
eBay

世界最大190カ国へ一括で出品でき、法人用に日本語サポートサービスがあります。

特徴

登録から出品までサポートを受けられるため英語に不安があっても安心です。商品詳細の翻訳、データー作成、配送ラベル準備など出品に必要な多様なツールも用意されています。

出店について

法人は日本独自のサポートプログラムを受けることが可能です。日本の営業時間内に日本語でサポートを受けられ無料スタートアップサポートも準備されています。

PAGE TOP